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活字書体をつかう

[制作ノート3]活字書体が実際にどのように使われていくかを見守ります。

5-3 「蛍雪」+「まどか」+「Taurus」

[漢字]05 蛍雪Mとのコンビネーション

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●『リアル・シンデレラ』(姫野カオルコ著、光文社、2010年3月19日)

なにげなくパラパラとページをめくってみたとき、多くの書籍と同じように本文は近代明朝体だと思った。ところが途中から「まどか蛍雪M」が本文に使われているではないか。一冊丸ごとというわけではないが、半分ぐらいのページは「まどか蛍雪M」で組まれている。近代明朝体で組まれたページと「まどか蛍雪M」で組まれたページが交互にでてくる。

 「まどか蛍雪M」が本文に使われているのを見つけたのは、この『リアル・シンデレラ』がはじめてだった。見た目の文字サイズを近代明朝体と同じにするためにか、「まどか蛍雪M」を(プロポーショナルができないので)均等に詰めているようだ。また、祈禱の「禱」などが別の書体になっている。本文での使用についての課題も浮き彫りにされている。